ちなみに画像はtamaさんに書いてもらいました。
主人公が親指を立てながら溶鉱炉に沈んで行くシーンは涙なしには見られませんでした。
さて、この作品の監督である新海誠さんですが、これまで6作のアニメーション映画を製作しています。
新海誠作品は、男女の恋を描いた脚本に加えて、それを引き立たせるような音響、細かい部分まで描かれた背景等にも非常に魅力があり、どんどんとその世界観に引きこまれていきます。
今回はそんな新海誠作品の中でも自分の好きな、是非観て欲しいと思う2つの作品を紹介します!
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「メールが到着するまで8年間」
新海誠のフルデジタル作品1作目。
アニメ1本分、25分の短い時間の中で、宇宙にいる少女と地球にいる少年の時間を新海誠1人の手によって描き出されています。
一見SFロボット作品のように見えるこの作品ですが、25分という短い時間の中に新海誠という人物創りだす世界を十分に味わうことができます。
「雨は3人目のキャラクターといって良いぐらい」
作者である新海誠がこう言うように、雨のシーンが非常に多い、多い。
ほとんどが雨のシーンで構成されているこの作品は、”雨の降る日に雨宿りをする男女が出会い、雨の日だけの親交を深めていく”という内容の作品です。
新海誠作品の展開の変化には、進級をする、時間が過ぎていくような”成長による変化”というようなものはありますが、この作品では別の方法での展開がされており他の作品とは違う魅せ方を感じられます。
「君の名は。」と一部繋がりがあるとかないとか・・・?
・・・2つの作品を紹介すると言ったな、あれは嘘だ。もう1つだ。
『知ってる?花びらの落ちるスピード。』
新海誠作品の中でも特人気があり、有名な作品だと思われます。
「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の3つの短編作品から構成されており、共通して恋をする男女の近づけない絶妙な距離感を描いた作品になっています。
この作品を見終えて心が穏やかだった試しがない。
あ、ここでは紹介していない「雲のむこう、約束の場所」「星を追う子ども」といった作品も面白いです、観てください。
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