2016.10.24
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賛同!!

この週末、弊社では

と様々なイベントが行われました。

そのような週末を過ごした上で、今回私がBLOGで取り上げたいのは「Android:NetRunner」です!
AndroidでNetRunnerということはつまるところスマホ系のイベントかな?とお思いのそこのあなた!
残念でした!
Android:NetrunnerとはFantasy Flight Games社が販売しているLCG(Living Card Game)なのです!
遊戯王やMagic The GatheringといったTCG(Trading Card Game)はブースターパックという数枚のカードが一つの袋にランダムに入っている商品を買うことでカードを集め、集めたカードを一つの束(デッキ)を作った上で、それらを持ち寄って対戦を行います。
それと比べると、LCGは商品に全てのカードが含まれており、追加の新製品が出ない限り新たにカードを買う必要はありません。
また、参加プレイヤー分全てのカードが含まれているため、商品を一つ買うだけで対戦を行うことができます。
そのようにカードが全て含まれている上で、それらを組み合わせて一つのデッキを作って、対戦を行います。
  
箱とたくさんのカード
 
いざ勝負!
大枠のゲーム設定としては「巨大企業」と「ハッカー」に分かれ、企業側は計画カードを裏向きに配置し、コストを払ってオープンさせることによって得点を得ることができます。なお、計画カードと何も関係の無いカードもブラフとして裏向きに配置することもできます。
反対に、ハッカー側は手札、捨て札置き場、山札、もしくは裏向きに配置されたカードに攻撃を行い、それを成功させることによって、企業の計画カードを明らかにできれば得点を得ることができます。
計画カードにはそれぞれ異なる得点が割り振られており、合計で7点得ることができれば勝利となります。
(実際は他にも勝利条件があります)
ところで、LCG、TCG、そしてそれ以外のゲームでは日常生活で使う言葉が別の意味で使われることが往々にしてあります。
カードゲームの中だけでも、例えば「手札からカードを捨てる」とある場合、別に所有権を放棄するわけではなく、「手札にあるカードを捨て札置き場に置く」ことを意味します。
そして、「捨て札置き場」という言葉そのものもゲームによって、「墓地」「ジャンクヤード」など別の言葉で表現されることがあります。
それら「ゲーム内用語」というのは、世界観を表現する一つの手段でもあります。
その点、このAndroid:NetRunnerはこだわり抜いており、むしろこだわり過ぎとも言えるほど。
何がこだわり過ぎかというと「同じ行動が別の単語で表現される」点です。
  • 企業の手札は「ヘッドクォーター」、ハッカー側の手札は「グリップ」と呼ばれます
  • 企業の山札は「R&D」、ハッカー側の山札は「スタック」と呼ばれます
  • 企業の捨て札置き場は「アーカイブ」、ハッカー側の捨て札置き場は「ヒープ」と呼ばれます
また、「企業」と「ハッカー」に分かれるということは、多くのTCGでは基本である「対称性」がないことも大きな特徴です。
企業側でしか使わないワードや、逆にハッカー側でしか使わないワードも多く、そもそもそれぞれの手番で出来る行動回数がお互いに異なります。
はっきり言って、常にマニュアルを見ながらプレイしないと、すぐ何が何だかわからなくなります!
2週間空いたら、もう用語を忘れるレベルです!
それぞれの行動や、カードに書かれている内容、攻撃の手段といったものはそれほど複雑ではないのですが、なにせ用語が多いのと、それぞれの立場で出来ることが異なるために、憶えないといけないことが多いのが難点です。
実際にやってみると、基本的には騙し合いの要素が強く大変楽しくはあるのですが……
オリジナル(英語版)は基本セット一つと拡張セットが4つすでに販売されているのですが、まだ日本語版は拡張セットが販売されていません。
拡張セットの日本語化は基本セットの売上にかかっているそうなので、ぜひ皆さんお手にとってプレイして、混乱していただきたい!というところで今回はここまで。

(tel)

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