2019.03.20
MRT

ストレングス・ファインダー2.0

ストレングス・ファインダーって?

ギャラップ社が40年かけて「人間の強み」について研究して、「人間の強み」を「34の資質」に分類し、それを発見するツール(診断?)を開発しました。
診断は177問の質問に答えていくだけです。
1問20秒以内に答えないといけないので直感的に答えないといけません。
診断を受けると、才能を分類した34の資質のうち、自分はどんな資質を持っているのか上位5位を教えてくれます。
(残りの資質ももっとお金を払うと見れるようになるそうです。もちろん、私はやってません。)
自分が持っている資質を知るだけでは、宝の持ち腐れと言うか、「あ~、自分ってそうなんだぁ。」で終わりなので、その資質に投資(経験や勉強)する事で「強み」になると本には書いてありました。
その資質は、毎日の生活や人間関係の中で、意図的に使うことで初めて、誰にも真似できない素晴らしい「強み」になるのだと。
という事で本買いました。

本の最後に「アクセスコード」があるので、それを登録する事でWEBで診断を受けられます。
この「アクセスコード」は1回使うと使えなくなるので、中古で本を買うと残念な気持ちになってしまうので注意してください。

「いばらの道」を選ぶ必要はない

その本の中では
自分の「強み」を活かしている人は週40時間の業務時間を楽しめるが、そうでない場合は業務時間が20時間を超えると働くほどに疲労が蓄積する
と言っています。
また、
自分の「強み」を活かして仕事をしている人は、自分の「弱み」に意識を向けながら仕事をしている人と比較して

  • 仕事に熱意を感じて楽しんでいる割合は6倍になる
  • 人生を心から楽しんでいる割合は3倍になる

という調査結果だったそうです。

強みにフォーカスするチームは、生産性を12.5%高めることができます。
とも書いてありました。
てことは、全社員(約100人として)が「強み」を活かしたチームで仕事をすると、約100時間分多くの仕事ができる事になります。
ようは効率的な業務遂行ができる組織になる、って事になります。

苦手な「弱み」を克服しようと「いばらの道」を選ぶより、得意な「強み」を活かした仕事をした方が、ストレスなく、楽しく、効率的に仕事ができるという事ですね。
いいですね~~。

という事で私の結果

私の場合のトップ5は以下の資質となりました。

  • 1位 ポジティブ
  • 2位 戦略性
  • 3位 成長促進
  • 4位 アレンジ
  • 5位 社交性

「予想通り」の結果もあれば、「へ~、自分ってそうだったんだぁ」なんて気づきもある結果でした。
ちなみにこの本では、各資質の持っているいい事しか書いてないです。誰が診断しても何かしら持っている資質をランキング化してそのいい部分を教えてくれるので「私はこんな行動をとる方が自分を活かせるんだ!」って言うのが学べます。
ただ、「一方で」の側面も必ずある資質だとは思うので、「俺最強説」にならないように気を付けないといけないですね(笑)

本の中では、全34資質についてそれぞれ、

  • 資質の内容
  • その資質が高い人の声
  • 行動アイデア
  • その資質が高い人との働き方

が書いてあり、自分を理解する他にも、いろんな資質も持った人との接し方の参考にもなるかなぁと思いました。
(※個人の感想です)

34の資質は全部で以下です。(強調は私の資質です)

実行力資質群 影響力資質群 人間関係構築力資質群 戦略的思考力資質群
アレンジ 活発性 運命思考 学習欲
回復志向 競争性 共感性 原点思考
規律性 コミュニケーション 個別化 収集
公平性 最上志向 親密性 戦略性
慎重さ 自我 成長促進 着想
信念 自己確信 調和性 内省
責任感 社交性 適応性 分析思考
達成欲 指令性 包含 未来志向
目標志向 ポジティブ

ぜひ、ご興味ある方は自分でも診断してみて自分の資質を自覚してみてください。

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