2019.06.17
so

昔はよかった?

はじめまして、4月に入社しましたsoです。

4月入社と言っても合併に伴う入社なので、合併前の会社も含めると10年選手で、IT業界に入ってからもそろそろ24年ほど経ちます。

このくらい歳を重ねてくると「昔はよかったなぁ」というセリフが思わず出てしまう時があります。懐古主義とかネガティブに言われてしまうやつです。いかにもオジサンぽいですね。

個人的に、明らかによかったんじゃないかと思える出来事はあるのです。


たとえば私はオートバイが好きで、若かりし頃はレース活動をしていたので、
今でもレース観戦にサーキットへ行って楽しんでいます。

バブル経済崩壊数年後くらいまでのオートバイ業界が盛り上がっていた頃の、毎年フルモデルチェンジするとか、メーカーがしのぎを削って高性能化の競争をしていたりとか、そういう状況を思い出すと、若者がバイクに興味を失い、35年間で9割も販売台数が減ってしまって青息吐息の今と比較すると、やっぱり「昔はよかったなぁ」と懐かしんでしまいます。

でも、これだけで「昔はよかった」と言ってしまうのは早計ですね。理屈っぽく考えるのが好きなので、少し俯瞰して考えてみます。

「昔はよかった」という言葉には、暗に「今はよくない」という気持ちが込められています。昔=過去は「生きてきた時間」、今=未来は「生きていく時間」。どちらも人生において大切ですが、その時その時を楽しんで生きてきたことが、後で振り返ると「よかった」と思える時間になったのなら、「昔はよかった」と嘆くのではなく、これから「生きていく時間」をよくしていく気持ちで行動することこそが大切だということになりそうです。

私がまたオートバイ業界が盛り上げたいと思ったのなら、まずは自分自身が楽しんで乗ることからですね。その楽しさを周りに伝えていくことで乗る人が増えるかもしれませんし、何か仕事を通じて業界を変えていく様なことがもしかしたらできるかもしれません。

「昔もよかったけど、今もいいよね」

いくつになってもそんな風に思える生き方ができたら素晴らしいなと思います。
まずは、このブログを書いている日からの社員旅行を楽しんできます〜。

so

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