Tellus(テルース)は、政府衛星データを利用した新たなビジネスマーケットプレイスを創出することを目的とした、
日本初のオープン&フリーな衛星データプラットフォームです。
複数のデータをかけ合わせ、新たなビジネス創出を促進するためのあらゆるファンクションを提供します。
Tellusプロジェクトの開発プロデューサーをしているwakaです。
Tellusプロジェクトを知らない方が多いと思うので、いきなり説明からはいりました。
当社ではこのプロジェクトの初期からプラットフォーム開発部分で携わっており、私はこちらのプロジェクトをメインで仕事しております。
1年半ほど携わってますが、やっと宇宙業界特有の言葉に慣れてきたところです。
政府衛星データのプラットフォームの開発をするからには、そもそも衛星データがどのようにして取得されているのかを知っておきたいということで、ロケット・人工衛星を造っている(造っていた)方々に色々と教えていただいています。今日はその一部をご紹介します。
筑波研究学園都市にあるJAXA筑波宇宙センター。
打合せの前に衛星について色々と教えていただきました。
Tellusでもデータ公開(AVNIR-2/PALSAR)されている陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)
写真ではなかなか伝わらないですが、だいぶ大きい。
陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)(JAXA)
TellusでもALOSのデータを搭載しており、簡単操作で見ることができます。
(下は札幌駅周辺)
イトカワのサンプルリターンに成功した「はやぶさ」と先日小惑星リュウグウに2回目の着陸に成功した「はやぶさ2」
※写真は筑波宇宙センターのはやぶさ
つい10年前までは宇宙産業と聞くと国家の研究として実施しているもののイメージだったのですが、宇宙業界に身を置いてみるとそんなに遠い存在ではないことを感じます。最近だと、北海道ではインターステラテクノロジズが大樹町からロケットを飛ばしていたり、日本国内でもアクセルスペース、インフォステラなど、世界でみるとスペースXやブルーオリジンなど企業の大小にかかわらず、色々な企業が参入し、民需が少しずつ増えていく段階なのだろうと思います。
筑波宇宙センター、宇宙科学研究所とも見学受付もしてますので興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
waka