2019年9月8日の23時頃から関東全域を襲った台風15号。最大瞬間風速は観測史上最高記録を更新し、千葉市では57.5m/s、羽田空港では43.2m/sとなりました。風速57mってどんなものなのか全然イメージがつかないのですが、調べたところ東海道新幹線の前面の風圧とほぼ同じだそうで、これは電柱や塀ブロック、屋外に置いてあるものなどを簡単に吹き飛ばす力があるようです。
事実、SNS上では「室外機が飛んできた」という投稿や「江戸川区が水没した」という風や豪雨の被害に関する投稿もあり、台風直撃時の風速の凄さを物語る動画が多数寄せられていました。
窓ガラスの割れ対策はまだ間に合います…
はぐれ室外機が飛んでくるかもしれません…
できることは今からでもしましょう… pic.twitter.com/fQwj4wecrq— さとうみず (@coco2yyy) September 8, 2019
台風
小田急・JR 新宿駅前・ルミネ前
午前3時22分ごろいま東京で一番の台風カメラマンはワシ(帰宅難民)じゃーガハハ! pic.twitter.com/bbkngrBqtX
— Z€ROMU🍮フォローしすぎてフォロバできません&フォロバも御無用🙇♂️通知からの検索でお訪ね (@MIX_ISM) September 8, 2019
江戸川区が水没した。 pic.twitter.com/4KmgiA56GB
— Reiki Suzuki (@S110408R) September 8, 2019
■台風15号、暴風の爪痕(ウェザーニュース)
https://weathernews.jp/s/curation/detail.html?cuid=201909090055
この影響により、関東の一部地域で停電が発生。東京電力によると一時約93万軒の停電が起こったとされています。また、交通機関では山手線や中央総武線など多くの人が利用する電車も多く運休しました。翌日9日(月)の朝9時頃には多くの在来線の運行が再開しましたが、それでも一部路線は運行見合わせとなり、他路線へ変更し通勤する人たちで一部駅が人で溢れることとなりました。
現在(9月9日17時頃)台風15号は、太平洋に流れ東北沖へ。暴風雨による被害は落ち着いてきたものの、台風が運んできた熱波によって、東京では19年ぶりに9月36度の予想最高気温となっています。(どうりで暑いわけだ)
筆者自身が住んでいる(23区住みの方が言うには「秘境」と名高い)西東京市では、さほどの被害はなかったのですが、やはり台風が直撃していた間はシャッターをしていたのにも関わらず窓(というかアパート事体が)揺れ、屋外では何か鉄のようなものが激しく転がっていく音が鳴り響き、救急か消防かのサイレンがけたたましく聞こえ続けていました。
友人が言っていた北海道人の性なのかはどうかわかりませんが、世紀末感漂う深夜の騒音に興奮した私は、ためしに屋外に出てみてものの10秒で全身がずぶ濡れになりました。その時の様子はこちらですが、飛び交っていた小石すらも凶器と成り得る世界、恐らく私のようなCHA-LA HEAD-CHA-LA頭カラッポな人間が周りに迷惑をかけたりするのでみなさんは絶対に真似しないでください。普通に危険です。
最近は自然災害も多いので、もしもの時に備えて防災グッズなどを用意しておくも大事ですね。
ところで最近、オープンデータとしてフリーに衛星データを見られるサービスであるTellusで「アメダス」のデータも見られるようになったそうですよ。昨日今日のデータが実装されるのはまだ少し先にはなりますが、今回の台風15号の様子をデータの観点から気になった方はぜひ覗いてみてはいかがでしょうか? 過去に発生した台風のデータを見てみるのも面白いかもしれませんね!
アメダスのデータの扱い方はこちらの記事をご覧ください!
■【ゼロからのTellusの使い方】Jupyter Labで地域気象観測システム(アメダス)のデータを取得する – 宙畑
https://sorabatake.jp/7078/
では、また次回お会いしましょう!
(ネタを用意する時間がなかったんです許してくださいなんでもしますから)
牛くん