東京では、Uber Eatsの配達員さんをよく見かけていましたが、
札幌に戻ってきてまっさきに思ったのは、Wolt(青いほう)が多い!ということです。
(Woltは戦略的に首都圏は避け、地方からスタートしましたが、今は東京にも進出しましたね)
最近では、ピンクのFoodpandaも増えてきました。
そして今、フードデリバリー業界の話題になっているのは、DoorDashですね。
2020年末までにIPOするとのことです。
売上高は2018年の2億9100万ドル(約300億円)から2019年には8億8500万ドル(約930億円)だったそうで、
急速成長がハンパないですね。
日本に来るのが楽しみです(日本上陸の可能性は知りませんけど)。
投資家のみならず、私のような出前大好きエンドユーザーも注目しているのではないでしょうか。
さて、フードデリバリー業界が盛り上がることは個人的に嬉しいですが、ちょっと心配なこともあります。
外資系フードデリバリーは、デリバリー業務中は企業指定のユニフォームを着ることを義務付けられています。
もちろん、フードを運ぶためのリュック?も、がっつりと企業ロゴが入っています。
なので、当然ですが「Uber EatsとWoltを同時に配達する」ってことができないんですよね。
配達クルーの方のブログを読んだことがありますが、いかに効率的に回るかが稼ぐコツだそうで、
そのあたりは物流業界にも通じるものがあります。
で、このままフードデリバリーの種類が増え続けると、配達クルー目線からすると、
「効率よく回ることのできるサービスはどれだろう?」という風に、取捨選択が必要になります。
フードデリバリー業界は、店子(たなこ、そのサービスに出品する人)集めに相当予算を使っていると思います。
店子が多い、メニューが充実しているサービスは、当然エンドユーザーを集めやすくなります。
店子集めは、エンドユーザーのためでもありますがか、企業としては配達クルーのためでもあるわけです。
なにかと話題のフードデリバリー業界。
中の方々が、どんなKPIを持って運営しているのか、興味津々です。
というお話しでした。
ジャックバウアー