2020.11.27
ジャックバウアー

フードデリバリーが盛り上がってますね

2020年の6月まで東京に住んでいました。

東京では、Uber Eatsの配達員さんをよく見かけていましたが、
札幌に戻ってきてまっさきに思ったのは、Wolt(青いほう)が多い!ということです。
(Woltは戦略的に首都圏は避け、地方からスタートしましたが、今は東京にも進出しましたね)

最近では、ピンクのFoodpandaも増えてきました。

そして今、フードデリバリー業界の話題になっているのは、DoorDashですね。

2020年末までにIPOするとのことです。
売上高は2018年の2億9100万ドル(約300億円)から2019年には8億8500万ドル(約930億円)だったそうで、
急速成長がハンパないですね。

日本に来るのが楽しみです(日本上陸の可能性は知りませんけど)。

投資家のみならず、私のような出前大好きエンドユーザーも注目しているのではないでしょうか。

さて、フードデリバリー業界が盛り上がることは個人的に嬉しいですが、ちょっと心配なこともあります。

配達クルーの争奪戦です。

外資系フードデリバリーは、デリバリー業務中は企業指定のユニフォームを着ることを義務付けられています。
もちろん、フードを運ぶためのリュック?も、がっつりと企業ロゴが入っています。

なので、当然ですが「Uber EatsとWoltを同時に配達する」ってことができないんですよね。

配達クルーの方のブログを読んだことがありますが、いかに効率的に回るかが稼ぐコツだそうで、
そのあたりは物流業界にも通じるものがあります。

で、このままフードデリバリーの種類が増え続けると、配達クルー目線からすると、
「効率よく回ることのできるサービスはどれだろう?」という風に、取捨選択が必要になります。

フードデリバリー業界は、店子(たなこ、そのサービスに出品する人)集めに相当予算を使っていると思います。

店子が多い、メニューが充実しているサービスは、当然エンドユーザーを集めやすくなります。
店子集めは、エンドユーザーのためでもありますがか、企業としては配達クルーのためでもあるわけです。

なにかと話題のフードデリバリー業界。

中の方々が、どんなKPIを持って運営しているのか、興味津々です。
というお話しでした。

ジャックバウアー

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