さすがに3度もキーボードの記事は書きません。というわけで、最近、車を買い替えました。
最近の車は安全装備や運転支援などでセンサーやらミリ波レーダやらカメラやらのデバイスがてんこ盛り状態です。
また、それらを統合管理するための車載ナビが標準装備されており、当然そこでは制御するためのソフトウェアが動いています。
となれば、そこで動くソフトウェアのライセンスが気になるのが人情ってもんですので、ちょっと見てみましょう。
マツダ車に標準搭載されているマツダコネクトの場合、ホームボタンを押して「設定」→「システム」→「システム情報」→「製品の著作権について」で表示されます。
微妙に手が写り込んでいることはご容赦ください。
はい、まずはどこのご家庭でもお世話になっている基本のGPLv2とLGPLv2ですね。
マツダコネクトはLinuxベースですので、Linux kernelとそれを支えるlibcなどがこれらのライセンスで供用されます。
この写真には写っていませんがスクロールするとソースコードのダウンロードURLも表示されますので、ダウンロードしてみるのもいいかもしれません。
母親の顔よりよく見るApacheライセンスですね。
GPLより緩く自分のソフトウェアや著作物を手軽に公開したい場合によく選択されるライセンスの一つですので、皆様も馴染みがあると思います。
はい、そして、父親の顔よりよく見るBSDライセンスです。
Apacheライセンスに続いてBSDライセンスがあると、実家に帰ったような安心感がありますね。
自動車もそうなんですが家電も含め、今は様々なデバイスがソフトウェアで制御されています。
そして、そこでは多くの自由なソフトウェアが動いているということを再認識できました。
こーしー