2023.06.19
KeI

右回りについて

初めまして、KeIです。
年が明けて、あっという間に半年も過ぎますね。(早すぎる。。)
2023年年始は、お正月休みを絡めてワーケーションのようなことをさせてもらい、大阪・奈良に1~2週間くらいゆっくり行ってきました。
ありがたいシステム、会社に感謝です。

大阪・奈良の主な目的は2つでした!
初めてのクリスマスバージョンUSJへの訪問と、神社仏閣をゆっくりまわることです。
短期間の旅行だと、ついつい、あれもこれもと予定をぎちぎちに詰め込んで、なーんにもゆっくり見れなかったりしがちなタイプなので今回は、中学生の娘には連日の神社仏閣巡りは日に日に苦行になっているようにも感じました。そこはお土産屋さんもゆっくり巡り、鹿の力も借りて濁しました。
薬師寺の柱の手触りがなんとも心地よかったことを覚えています、今回はそんな素敵な観光地については一切紹介致しません、「右回り」について考えます。

右回り?
ですよね。

あるお寺にお参りに行ったときに「右回りに回って…」と書いてあったんですよね。
「ふーん、右回りがルールね。了解ー。」で参拝しますよね。
他のお寺はわざわざ「右回りしてね」とは書いてはないんですけど、普通に参拝すると右回りに歩いているんです。

「あれれ、おかしいぞ。」です。

そういえばアナログ時計も右回りだし、地球はどっち回りだっけ?
えー!どうゆうこと!?

ということで調べてみました。
(皆さんご存じの周知の事実だったら、お恥ずかしい…)

そもそものお寺の右回りについて

どうやら、仏教は「右」を尊重しているそうです。
何故「右」なのかの理由については、調べれば調べるほど情報があり「ブッタが~」「釈迦が~」であったり、はたまた宗派によっても違うのか?しっかりと学ばないと正しく理解することは難しいようでした。
ただ、インドでは右手が清浄を、左手は不浄を表すそうです。右手でご飯を食べる文化はこのあたりと関係があるんですね。
また、仏教では右手が仏様の世界、左手は現世/俗世を表すそうです。お参りや、お葬式の時に手を合わせるのは中和というか、引き合わせるというような意味もありそうです。
仏像の螺髪(らほつ)(パンチパーマみたいな髪型)も、一般的には右巻だそうです。

(世の中は、知らぬ間に右回りに誘導されているのか… 怖くなってきました)

次にアナログ時計の右まわりについて

上記のお話とは、まーったく関係ありませんでした。
時計の元祖?元々は北半球で日時計が右回りだった事が由来のようです。
なので、文明の発達が南半球から起こっていたら、きっとアナログ時計は左回りだったんでしょうね。

地球がどっち回りかは、日時計とも同じですが北半球にいるのか、南半球にいるのかで変わりますよね。
(お恥ずかし…)
なので、北半球にいる私としてはそもそも左回りでした。

ちょっとお話はそれますが、
お店の動線は日本人は右利きの人が多いので商品を手に取りやすい等の目的もあって左回り、心臓が左側にあると左回りの方がスムーズということも理由としてあるそうです。競技場も一般的には左回り、遠心力の心臓への負担も軽減。
なのでお化け屋敷等は、違和感を感じる右回りが多いそうです。

もっと深く学ぶと、沢山の違った考え方や意見もあると思いますので、ご参考程度ととらえていただけると嬉しいです。
調べる前は、知らぬ間に「右回りばかり誘導されている!? 怖い…」と思ったのですが、色々な理由で右回り、左回りがあるようで、一安心です。
KeI

一覧に戻る