札幌は先週大雪となりましたね。
道路もすっかり冬道に。
ツルツルのところ、デコボコのところ、ザクザクで埋もれそうなところ。
冬の車の運転、怖いです。(運転苦手)
でも札幌市内はまだましです。
冬道で一番怖いのは、視界が真っ白になってしまうホワイトアウト。
命の危険を感じます。
実は2年前の今頃、海に近い田舎町で暮らしていました。
それはそれはのどかな、田園風景の広がるすてきな所なのですが、冬は一変します。
海からの風が強く、さえぎるものもない田舎町なので、頻繁に地吹雪や吹き溜まりが発生。
そして、ホワイトアウト。
田舎道でホワイトアウトが発生すると、視界がほぼゼロ。
いったいどこが道なのか、交差点なのか分かりません。
もし道からはずれれば、畑や田んぼに落ちます。
防風雪柵も設置してありますが、その隙間からもどんどん雪は舞い込みます。
柵の切れ目も要注意。吹き溜まりが発生しやすいです。
前を走る車がいれば、ラッキー。
そのテールランプを頼りに慎重についていきます。
(ただし、前がトラックだとまきあげた雪で更に悪化して要注意)
自分が先頭だと泣きそうです。
いつもの道を思い描き、神経を集中して、ゆっくり走ります。
かすかに矢羽根が見えたら、それを頼りにします。
状況にもよりますが、道の途中で停止するのも危険です。
こういうときはゆっくりでもいいから停まらない、停まると後ろから衝突されるよ、埋もれるよ、
と地元の人に言われました。
家に着くと、無事にたどり着けた安堵感でいっぱいです。
悪天候のときは、無理せず外に出ないのが一番。
でも、行きは晴れていたのに、帰りは吹雪!(涙)なんてことも。
緊急時に備え、スコップ、毛布、カイロ、水、食べ物、懐中電灯などは車に常備していました。
ホワイトアウト、本当に怖いです。
みなさんも冬に車で遠出するときは、十分気をつけてくださいね。
mimi